
1.発音はリスニングの力を劇的に高めるのを知ってますか。
発音はスピーキング力を磨くためだと考えるのが一般的です。もちろん、うまく英語を話すためには正しい発音は欠かせません。しかし、発音ができないということは単にスピーキング力だけでなく、実はリスニングやリーディングにも大いに影響を及ぼすのです。発音記号を修得すれば、リスニングの力が一気に上がります。なぜなら、リスニングとは自分の発音を拾うことだからです。
英語特有の強弱リズムの理解は、英語の文章自体が、この強弱のリズムに乗って書かれているため、読解のスピードをまたたくまに上げることができます。また、人は文章を読んでいるとき、かすかに脳で声を出しています。発音を知っていれば、この脳の中で躓くことなしに読む続けることが出来るので、リーディングのスピードを上げます。
このように、正確な発音によって、「話す」力はもちろんのこと、「聞く」力、「読む」力も向上させていくことができます。発音の勉強なしでは、英語の10%の勉強しかしたことにならないという説もあります。
発音の習得によってリスニング力がつくと、無料の教材が山ほど世の中にはあります。インターネットで英語の映画やテレビ番組を聞くことができます。そこから多くの生のフレーズや言い回しを学べます。また、市販のCD教材も本を持ち歩かなくても耳から学習することができますから、通勤通学の電車の中で本当に勉強することができます。発音の習得を、どんな英語の学習よりも先だってやっておけば、他の英語の学習の習得に加速がかかることは歴然です。
英語が正解の共通語と言われてからすでに50年は経過しています。母国語プラス英語は世界の常識となりつつありますが、日本人は発音が悪いために、子供っぽく思われたり、国際舞台でのプレゼンテーションなどで、内容がよくても低い評価を受けがちです。次に挙げるのがそれを裏付ける社団法人電子情報通信学会研究発表です。
● 金谷 健一 (岡山大学工学部情報工学科)
発音が悪いから、どんなによい研究発表でも、日本人は低い評価を受けがちである。正しい英語ならどんなに速く話されても理解できるが、発音の誤りや日本式の不自然な抑揚の上に、速く読まれると理解できない。理解できる限界速度はその発声、発音のよさで決まる。
(特別公演) ここに注意しよう日本人の口語英語から
世界の大人の社会に入るために、相手にストレスを与えず、知性を感じさせるきれいな発音が不可欠でないでしょうか。
ビジネスマンばかりでなく、スチュワーデスの機内放送の発音、学者のプレゼンテーション、すべての国際舞台に関係ある職業の人も同じことがあてはまります。また、ますますの国際化は、どんな人でも英語を話すチャンスが訪れます。クリアな英語の発音は、今や現代人の教養の一つです。
帰国子女が英語を話せるのは当たり前ですが、実のところ、日本では帰国子女より日本の大学を出た人が好まれます。帰国子女は日本語が不得手だったり、英文法はにがてだったり、日本の文化についていけないところがあることもあり、これからは、日本の大学を出ても英語が出来る=話せる=発音がよい人が、貴重な存在になります。今までは、留学しないと英語はマスターできないと考えられていましたが、発音の習得によって、留学しなくても、英語は日本で国際水準に達することは出来るのです。逆に発音の習得なしに留学しても英語は身につきません。企業もこれからはますます国際化の時代です。英語のスピーキング、リスニング能力のある人を取りたがっています。是非、英語の発音を習得してください。