英語発音 イギリス英語 アメリカ英語 発音記号からプレゼンテーションまで 発音を重要視した英会話発音トップ


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  発音を英語の勉強に一番大切な基礎だと主張すると、「発音より話す中身だ」と反発する人がいます。また、「今英語はイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーンドで母国語である以外に、香港英語、フィリピン英語、マレーシア英語と世界各地で新種の英語が出来つつあるのだから、発音なんて重要ではない」と言う人もいます。何故か35年も前に亡くなった国連事務総長だったミャンマー人のウー・タント氏(1974年没)を引き合いに出して、「彼のようななまりのある英語でも国連事務総長をしていたのだから発音でなくて中身なのだ」と主張します。少なくとも今までに44歳から62歳までの人の数人から同じことを聞きました。私は氏の英語を聞いた覚えがないのですが、氏の英語は本当に一般の日本人並みにひどい英語だったのでしょうか? 通じる英語にはある一定の基準があって、その上にお国なまりがあっても通じるのです。ウー・タント氏の英語は、この基準はクリアしていたのではないかと想像します。日本人にはよく分からないインド英語も、ネイティブには日本人の英語より分かるそうです。残念ながら、英語と日本語の発音とリズムと発声方法は、言語の中でも端と端にあるくらいかけ離れています。日本人が「ア」と聞こえる英語の音を取っても、英語には5種類あります。ちなみに、日本語の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」の5種類ですが、弱母音は除くとイギリス英語は24種類、アメリカ英語は28種類もあります。また、子音においても日本語と近い音はあってもすべてが違う音です。たとえば、carsとcardsですが、日本人には両方「カーズ」のように聞こえますが、実際は/ka:z/、/ka:dz/で日本語で表すと「カーズ」と「カーヅ」になります。日本人にとっては、まったく同じに聞こえるこれらの音を、ネイティヴは聞き間違えることはありません。これだけ違う言語を、その音を論理的に理解し、少なくともネイティヴに通じるまで発音を身につけないと、日本人の英語が通じることはありえないのです。正確な発音と同時に英語は強弱のうねりにのせたリズムが必要です。日本語のように抑揚のないフラットな話し方ではネイティヴは音を捉えることができません。さらに、腹式呼吸で息を強くし、音を共鳴させて話さないと、最初に英語を切り出しても英語だと認識されません。いきなり”Parden?”とやられます。
それに、35年前のウー・タント氏の頃と世界の国際化の状況は雲泥の差があります。日本人の発音では通じないことを裏付ける証拠が、社団法人電子情報通信学会研究発表があります。

● 東京大学研究「米語母語話者を対象とした日本人英語の聞き取り調査(2004年度)
日本人大学生が、スペル・発音記号・強勢位置などの情報が視覚呈示された(文法的に誤まりの無い)英文を、自身が「正しく発声できた」と判断できるまで繰り返して発声・収録し、得られた音声試料を、およそ実環境下にある(日本人との接触が少ない)母語話者に(一度だけ)聴取させた場合、約半数の単語しか正確に伝わらなかった。

 また、TOEFL iBTテストの、発音を重視するスピーキングテストにおいて、日本は3年連続世界最下位ということも、日本人の英語の発音は、世界一ひどいことが歴然としているのです。英語発音矯正は目下国家の最重要課題ではないでしょうか。

 結論

   英語は発音を無視して勉強しても、役に立ちません。

 

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