日本語と英語の発音の主な相違点
1.英語の発声は腹式呼吸と共鳴
特に英語の子音の発音は日本語の子音に比べて肺活量が必要です。日本語は比較的、口先で話す言語ですが、英語は肺に息をためてお腹から吐き出すため、腹式呼吸が強くなります。また、のどを広げ、口蓋垂をあげ、共鳴喉を広げ声を共鳴させます。日本語は英語に比べると共鳴が弱い言語です。
2.母音の違い
英語の母音は日本語より数が多く、すべて日本語の発音と違います。
ア.英国英語の「ア」は、 /A/ /a:/ /V/ /E/の4種類があります。米国英語は/a/を加えて5種類になります。日本語の「あ」とは皆違います。イギリス英語は/E/以外は、日本語の「あ」より口を大きく開き、舌をぐっと口内下部に押し付けますので、口内が大きく広がります。アメリカ英語/V/は日本語の「あ」より舌の高さを2~3ミリ高くします。
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[エース式発音記号32A] |
[エース式発音記号40a:] |
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[エース式発音記号34V] |
[エース式発音記号33E] |
イ.英語の「イ」「イー」は、/I/ /i:/で日本語より口を大きく横に広げます。
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[エース式発音記号29i:] |
[エース式発音記号30I] |
ウ.英語の「ウ」は、長い/u:/、少し長い//の2種があり、日本語の「う」より口を尖らせます。
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[エース式発音記号35u:] |
[エース式発音記号36 |
エ.英語の「エ」は日本語の「え」よりも口を縦横に大きく開き、日本語の「あ」と「え」の中間のような音です。
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[エース式発音記号31e ] |
オ.英語の「オ」は口の形は日本語の「お」と似ていますが、舌を後ろに引いて口内を大きく開けています。言い換えれば、あごがぐっと下がります。そのため、声がこもった感じがします。アメリカ英語は/c/はなく、かわりに/a/の音になります。/c:/と/c/はまったく別の音で、/c/は/c:/
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[エース式発音記号37英国発音c:]
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[エース式発音記号37米国発音c:] |
[エース式発音記号38c] |
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3. 英語の子音の/w/と日本語の母音の「ウ」は違う音である
母音である日本語の「ウ」と子音の/w/と混同しないようにしましょう。まず、母音は、息が口の中で妨害を受けることなく、口の中央を通って外へ出て、声帯を震わせる音ですが、子音は、息が調音器官で妨害を受けて口の外へ出る音です。よって、日本人にとっては音が同じに聞こえる子音の/w/を日本語の母音の「ウ」で代用は根本的に出来ません。
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[エース式発音記号6w] |
[エース式発音記号35u:] |
[エース式発音記号36 |
4.英語は子音の音が日本語に比べてずっと強い
子音とは、口内の歯・舌などを媒体として、息で作る摩擦音・破裂音です。日本語のひらがなは子音+母音ですが、子音の音よりも母音の方に加重があると思います。英語はそれに比べ、はるかに子音に課す発声のほうが強く、あいまいに発音するとまったく通じません。日本語の子音の発音の仕方とまったく違います。英語の発音の練習法として、母音を抜いて子音だけで読む方法がありますが、そうするとおのずと子音を強く読めるようになってきます。
【例】 some
coffee なら s-m-k-f
5.英単語の最後の子音に注意
日本語はほとんどの単語が母音で終わります。それゆえ、英語の単語も子音で終わるべきところを母音をつけてひらがな読みにしてしまう傾向があります。たとえば、日本人は and を「アンド」と最後の d に o をつけて do と読んでしまいます。くれぐれも子音で終わる語は母音をつけないようにしましょう。
6.促音を入れないように注意
日本語はhappyを「ハッピー」、setterを「セッター」、get itを「ゲットイット」のように「ッ」を入れがちです。「ッ」にしてしまうところは、英語では息をはきながら、息を飲み込むところです。このような英語の息使いが日本語にはありません。












